不同沈下を防ぐ為、地盤改良工事を行いました。


● 不同沈下とは?
家を建てた土地が軟弱地盤だった場合、地盤が建物自体の重さを支えることができずに不均等に沈下して、四方の沈下量に差が生じることを不同沈下と言います。
いったん不同沈下が起きてしまうと、その地盤の上に建つ家屋は構造バランスを失い、大きなダメージを受けることになります。壁に亀裂が走ったり、 ドアや窓の開閉が不自由になったりの不具合が生じます。さらに床の傾きによって精神的にストレスが溜まったり、眠れなくなるなどの症状を引き起こします。
また、気密性が失われエアコンの効きが悪くなったり、外壁の隙間などからの雨仕舞が悪くなることで腐食が進み、建物の寿命が短くなったり、 耐震性能が損なわれたりするのは問題です。しかも傾いた家では、その資産価値が著しく低下することにもなってしまいます。




H型PCパイルはコンクリート約20センチ角のPC杭の為、曲げに強くプレストレスにより取り扱い時におけるクラックの心配がありません。
高いコンクリートの圧縮強度で耐衝撃性にも優れており、また、H型断面の為、円筒杭より周面長が長く局面摩擦を大きく採用できることから、大きな支持力で建物をささえることができます。  

 
柱状改良と比較したときのH型PCパイルのメリット
@ 柱状改良はセメント系固化材を使用するため粉塵が舞い近隣からの苦情などの問題もあるが、H型PCパイルは粉塵による問題はありません。
A H型PCパイルはセメント系固化材の六価クロムの問題や、地下水などによる影響はありません。
B 施工後の残土がなく水も要りません。
C 掘削によって擁壁をいためたり、押し出しによる変形はありません。
D 柱状改良に比べ工期を約半分に短縮できます。
E H型PCパイルはオペレーターの技量による完成度のばらつきがなく、圧入力管理装置で一本ずつ載荷試験を行うので品質管理も徹底しています。
柱状改良の場合杭深度は8m以内に対して、H型PCパイルの杭深度は粘性土で13,5m、砂質土は17,5mまで可能です。